ヒメイガイ

Scientific Name / Septifer keenae Nomura,1936

ヒメイガイの形態写真

2cm SL 前後。貝殻に毛がなく、殻頂(向かって左の先端)が丸みを帯びる。内面は白い。
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2cm SL 前後。貝殻に毛がなく、殻頂(向かって左の先端)が丸みを帯びる。内面は白い。2cm SL 前後。貝殻に毛がなく、殻頂(向かって左の先端)が丸みを帯びる。内面は白い。2cm SL 前後。貝殻に毛がなく、殻頂(向かって左の先端)が丸みを帯びる。内面は白い。2cm SL 前後。貝殻に毛がなく、殻頂(向かって左の先端)が丸みを帯びる。内面は白い。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★
      少し努力すれば手に入る
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    軟体動物門二枚貝綱翼形亜綱イガイ目イガイ超科イガイ科イガイ亜科クジャクガイ属

    外国名

    学名

    Septifer keenae Nomura,1936

    漢字・学名由来

    漢字 姫貽貝 Standard Japanese name / Himeigai
    由来・語源 『丹敷能浦裏』より。イガイに似て小型であるため。
    イガイの語源
    音は「異貝」の意味。「否貝」の意味。アサリなど普通の二枚貝とは形、軟体の模様が違っているという意味合い。漢字は女性器・胎(子宮、胎児をも現す)に似た貝という意味合い。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深30mよりも浅い岩礁域。
    北海道南西部〜九州。

    生態

    基本情報

    あまりにも小さいので食用貝ではなく、イガイなどに付着するやっかいな存在かも知れない。海辺などでも普通に見つかる。
    珍しさ度 海辺に行って探すしかないが、意外に簡単に見つかる。

    水産基本情報

    磯の小型貝でいまのところ利用している地域を知らない。

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)


    貝殻の内側は真珠を思わせ、殻頂ふきんに隔板がある。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/出間リカさん(三重県鳥羽市)、平本勝美さん(日美丸/広島県倉橋島)、伊東正英さん(鹿児島県南さつま市笠沙)
    アドバイス/黒住耐二さん(千葉県立中央博物館)
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『貝』(波部忠重、奥谷喬司 学習研究社)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「ヒメイガイ」を使用したレシピ一覧

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