ハナナガソコホウボウ(Longnose gurnard)
Scientific Name / Pterygotrigla macrorhynchus Kamohara, 1936
SL 20cm前後になる。体高の割りに左右側へんする。第2背鰭基底分には骨質板がない。吻棘は非常に長い(写真では吻棘が短いが破損)。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級ー ー 生息域 海水魚。水深150-200mの貝殻混じりの砂底。
駿河湾、熊野灘、土佐湾、東シナ海中部以南の大陸棚縁辺域。
台湾南部、中国東シナ海沿岸、フィリピン諸島、オーストラリア北東部・北西部、アンダマン海、マダガスカル島、モザンビーク海峡。生態 ー基本情報 底曳き網などでとれる魚だが、非常に珍しい。写真のものは駿河湾で初めて見つかったもの。吻棘が取れてしまっているのが残念である。水産基本情報 ー選び方 ー味わい ー栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 ー好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 同定/瀬能宏さん(神奈川県立生命の星・地球博物館)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)