クロミナシ

Scientific Name / Conus bandanus Hwass in Bruguiere, 1792

クロミナシの形態写真

SL 11cm前後になる。肩部の結節(上の平らな部分にある縁の凹凸)が強い。体層の三角形の斑紋が不規則に並び、うっすらと黒い帯を作り出す。
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SL 11cm前後になる。肩部の結節(上の平らな部分にある縁の凹凸)が強い。体層の三角形の斑紋が不規則に並び、うっすらと黒い帯を作り出す。SL 11cm前後になる。肩部の結節(上の平らな部分にある縁の凹凸)が強い。体層の三角形の斑紋が不規則に並び、うっすらと黒い帯を作り出す。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新腹足目イモガイ超科イモガイ科イモガイ属

    外国名

    学名

    Conus bandanus Hwass in Bruguiere, 1792

    漢字・学名由来

    漢字/黒身無
    由来・語源/『目八譜』より。「身無」は貝殻が硬く割るのが大変、しかも軟体(食べられる部分)が少ないという意味。
    目八譜
    1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。
    武蔵石寿
    武蔵石寿(むさし・せきじゅ 玩珂停、明和3-万延元年 1766-1861)。石寿は号、本名は武蔵孫左衛門。450石取りの旗本。赭鞭会。本草学、貝類。西洋の新しい分類学も取り入れようとしていた。『目八譜』(掲載1064種)、『甲介群分品彙』(掲載605種)、『介殻稀品撰』など。現在使われている標準和名の多くがここから来ている。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。潮間帯〜水深20mのサンゴ礁。
    八丈島・紀伊半島以南の熱帯インド-西太平洋。

    生態

    基本情報

    貝の収集の対象。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/河村雄太さん(沖縄県石垣市)
    『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「クロミナシ」を使用したレシピ一覧

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