9月20日、二宮定置の小さな甲殻類・軟体類・魚類
定置網の選別には、根気と、そしてねばり、そして体力

最大でも全長13cmほど。定置網に混ざり込んでいた小さな生き物たちである。
定置網に混ざるとやっかいなものたちだが、ボクには宝物そのものである。
本来は深海のエビ、ツノナガチヒロエビ

ツノナガチヒロエビ。
成エビは深海にいるが、若い固体は比較的浅場にいるのだろう。
ときどき成エビがとれることもあるが希である。
ときどき大量に混ざるサクラエビ

サクラエビ。
相模湾では昔、コマセ釣りに使われていたくらいなので、資源量は決して少なくない。
おいしいエビだが魚類などに混ざり込むと選別がとても大変。
相模湾の定置ではいたって普通のシラエビ

シラエビ。
富山湾では「しろえび」と呼ばれている。太平洋側でも普通に見られる。
相模湾の定置でよくみかけるものの、まとまっては上がらない。
ホタルイカよりも相模湾では多いタイワンホタルイカ

タイワンホタルイカ。
近年、相模湾ではホタルイカより多い気がする。
ホタルイカだろうと思って採取するとほぼ本種である。味はホタルイカと変わらない。
ジンドウイカはおいしいイカだけど、1ぱいじゃね

ジンドウイカの仲間。
ヤリイカ科ジンドウイカ属ジンドウイカである可能性が高いと思っているが、確実ではない。
ジンドウイカは千葉県以北に多い。
棘に注意、ハチ

ハチ。
この時季、稚魚・幼魚がよく混ざり込んでいる。大型になっても全長15cmほどの小魚である。
刺されると危険、な魚なので要注意だけど、慎重に触れば問題なし。
毒性のある魚は無闇に恐れないこと。
ハチよりも人間の方が何倍も危険だ!
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