ヨーロッパヤリイカ

Scientific Name / Loligo vulgaris Lamarck, 1798

ヨーロッパヤリイカの形態写真

外套長雄で41cm前後、雌で32cm前後になる。外套膜の腹麺に紫がかった褐色の縦の断片的な筋が走る。
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外套長雄で41cm前後、雌で32cm前後になる。外套膜の腹麺に紫がかった褐色の縦の断片的な筋が走る。外套長雄で41cm前後、雌で32cm前後になる。外套膜の腹麺に紫がかった褐色の縦の断片的な筋が走る。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十脚形上目ツツイカ目閉眼亜目ヤリイカ科Loligo属

    外国名

    学名

    Loligo vulgaris Lamarck, 1798

    漢字・学名由来

    漢字/欧羅巴槍烏賊
    由来・語源/日本のヤリイカの中までヨーロッパ周辺域に多いという意味。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。表層〜水深500m。
    北海からアフリカ大陸西岸アンゴラあたりまで、地中海。

    生態

    基本情報

    地中海、大西洋などにいる大型のヤリイカで冷凍輸入されているもの。
    主に刺身用ですしや天ぷらにも使われている可能性が高い。

    水産基本情報

    冷凍輸入されているもので、一般的に出回ることはなく業務用。

    選び方

    冷凍ヤケしていないもの。乾いていないもの。

    味わい

    旬は不明。
    皮は薄く剥ぎ取りやすい。身は薄いが食感は冷凍物にしてはよい。
    ヤリイカに近い味わいで淡泊な味。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    生食(刺身)
    ヨーロッパヤリイカの刺身
    ヨーロッパヤリイカの刺身 室温で半解凍して、身を割り、皮を剥ぐ。流水で軽く洗って水分をよくきる。ていねいに皮を剥き、刺身状に切る。甘味こそ少ないもののヤリイカに近いうま味が楽しめる。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『新編 世界イカ図鑑』(奥谷喬司 全国いか加工業協同組合)
  • 主食材として「ヨーロッパヤリイカ」を使用したレシピ一覧

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