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50cm SL を超える。細長く棒状。背は茶褐色、もしくは黒褐色で腹側は白い。胸鰭は極端に小さく腹鰭の先端に届かない。背鰭と尾鰭の間に脂鰭がある。腹鰭の外側の軟条と内側の軟条の長さはあまり変わらない。頭部は小さいが口は大きく歯は鋭く鋭利。[29.5cm SL・268g]
トカゲエソの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正真骨下区円鱗上目ヒメ目エソ亜目エソ科マエソ属外国名
学名
Saurida eso Jordan and Herre, 1907漢字・学名由来
漢字 蜥蜴狗母魚 Standard Japanese name / Tokageeso
由来・語源 蜥蜴(とかげ)はエソ類総てが爬虫類に似ているため。
エソに「マ(真)」、「トカゲ(蜥蜴)」、「ワニ(鰐)」などをつけたのは分類をすすめるうちにマエソ属が数種にわけられることがわかり、区別するためにつけられたもの。
エソ
漢字 狗母魚、狗尾魚、九母魚
由来・語源 エソ類の総称。「エソ」は田中茂穂をして一般的な名称としている。
意味は大和朝廷のころ、同朝廷に和しない種族を「ヒナ」と呼び、また「エミシ、エミジ、エソ、エゾ」と呼んでいた。「エミシ」、「エミジ」とは「見るに堪えない、見ると嫌悪感のするもの」という意味。「エミジ」と「エソ」は同じ意味なので、「醜悪な感じのする魚」の意味。漢字「狗」も同様に「つまらない、取るに足りない」の意味がある。(『新釈魚名考』、大言海、大漢和などを参考にする)
Saurida elongata (Temminck and Schlegel,1846)→Saurida eso Jordan and Herre, 1907地方名・市場名
生息域
海水魚。浅い砂泥地。
北海道石狩湾、青森県〜九州南岸の各地沿岸、紀伊水道、瀬戸内海、豊後水道に多い。
ロシア沖、中国大陸沿岸、黄海、渤海、東シナ海大陸棚域、南シナ海、台湾、ベトナム。生態
ー基本情報
エソ科マエソ属の魚である。本州以南、九州、瀬戸内海の砂地に生息している。ワニエソとともに非常に大形で、和歌山県では「大えそ」とも呼ばれている。
岩礁域周辺の砂地でとれるものなので、水揚げ量は少ない。当然、利用法などはまったくわからない。
珍魚度 珍しい魚ではないが、鮮魚で流通しないこと、同定が難しいので手に入れるのは至難。水産基本情報
市場での評価 主に加工品原料で、鮮魚として流通することはほどんどない。非常に安い。
漁法 底曳き網
産地選び方
触って張りのあるもの。目が澄んでいるもの。味わい
旬は不明。
鱗は薄いが硬い。取りやすい。中骨は細いが硬い。小骨が多く、これも細く硬い。皮はやや厚みがあって丈夫。
透明感のある白身だが水分が多い。熱を通しても硬く締まることはない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/伊東正英(鹿児島県南さつま市笠沙)、ねこや商店(宮崎県日南市油津)
『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)、『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)、『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂)、『聞書き 奈良の食事』(農文協)、『大和の食文化』(富岡典子 奈良新聞社)




