クイチガイサルボウ
Scientific Name / Scapharca inaequivalvis (Bruguiére1789)
殻長(画像で左右の幅)7cm前後になる。非常にふくらみが強く、貝殻が深い。後ろ(画像では向かって左が前、右が後ろ)の縁当たりで貝殻がはっきり食い違っている。殻頂(画像でいちばん上)に近い放射肋(画像で縦の筋)上に顆粒(つぶつぶ)がある。
クイチガイサルボウの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)



-
魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★
食用として認知されていない★★★★
非常に美味分類 軟体動物門二枚貝綱翼形亜綱フネガイ目フネガイ科リュウキュウサルボウ亜科サルボウガイ属外国名 ー学名 Scapharca inaequivalvis (Bruguiére1789)漢字・学名由来 漢字 食違猿頬
由来・語源 岩川友太郎による。左右の貝殻が合わない。食い違っているサルボウの意味。地方名・市場名 [?] 生息域 海水生。潮間帯上部の細かい砂地。
房総半島から九州。生態 ー基本情報 漁獲対象ではなく、とれても数個くらいでしかないので食用貝としては認知されていない。水産基本情報 市場での評価 関東のいちばではまったく見かけない。徳島県中央卸売市場でたまたま見つけたもの。当地では雑多な貝として売られていた。安い。
漁法 底曳網
主な産地選び方 ー味わい 身(足)、ひもの色合いともアカガイとあまり変わらない。
味わいも近くて非常にうまい。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 料理法 刺身
好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)