カンダリ

Scientific Name / Collichthys lucidus (Richardson, 1844)

カンダリの形態写真

17cm SL 前後になる。頭部に4個の尖った瘤がある(メブトカンダリは2)。頭部が非常に大きく後半になるにしたがい急速に細くなる。
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17cm SL 前後になる。頭部に4個の尖った瘤がある(メブトカンダリは2)。頭部が非常に大きく後半になるにしたがい急速に細くなる。頭部に4個の尖った瘤がある(メブトカンダリは2)。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度


    分類

    硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ニベ科カンダリ属

    外国名

    学名

    Collichthys lucidus (Richardson, 1844)

    漢字・学名由来

    漢字/不明
    由来・語源/不明。和名があるのは東シナ海での漁があったときの遺産かも。また中国語での呼び名かも知れない。
    韓国では황석어(hwang-seog-eo 小石持)。シログチに近いものを「イシモチ」、ニベ科ニベ属のニベ、ホンニベ属と区別しているようだ。
    Richardson
    ジョン・リチャードソン(Sir John Richardson 1787-1865 スコットランド)、博物学者、魚類学者(ichthyology)。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。水深90mよりも浅い内湾。大河河口域。
    渤海、黄海、朝鮮半島西岸・南岸、済州島、中国東シナ海、台湾。

    生態

    基本情報

    国内ではとれない。東シナ海西部や渤海、黄海に生息する。韓国や中国では重要な食用魚。塩辛や干ものになる。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品


    황강달이 젓(カンダリの塩辛) 韓国では東岸、西岸で売られていた。カンダリが取れるのは黄海側だと思うので、東岸にまで送られているのだと思う。これを調味料として漬物(キムチ)などに使う。

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
  • 主食材として「カンダリ」を使用したレシピ一覧

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