オキナワクルマダイ(Bigeyes)
Scientific Name / Pristigenys meyeri (Günther,1872)
体長20cm前後になる。側へんするが左右に厚みがある。横縞は赤い実線と破線が交互にある。背鰭、腹鰭、尻鰭、尾鰭の後端は黒い。
-
魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★★
非常に美味分類 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ亜目キントキダイ科クルマダイ属外国名 Bigeyes学名 Pristigenys meyeri (Günther,1872)漢字・学名由来 漢字 沖縄車鯛
由来・語源 国内では沖縄で発見されたからではないかと思う。地方名・市場名 [?] 生息域 海水魚。水深110〜240m。
トカラ列島宝島、琉球列島、東シナ海大陸棚縁辺〜斜面上部域、八丈島、土佐湾。台湾南部、フィリピン諸島〜ニューギニア南岸を経てサモア諸島、マリアナ諸島。生態 ー基本情報 珍魚。主にトカラ列島、沖縄県などの深場でとれる。
食用魚としての認知度はゼロに近い。水産基本情報 市場での評価 ほぼ入荷しない。
漁法 延縄
産地 鹿児島県、沖縄県選び方 ー味わい 旬は不明。
鱗は非常に硬く細かい。頭部や鰭下の鱗はやや大きめ。非常に取りにくい。皮は硬い。
血合いは弱く透明感のある白身。熱を通すと硬く締まる。
頭部などから非常にうま味のあるだしが出る。胃袋がうまい。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 協力/田中水産さん(鹿児島県鹿児島市)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)