鮫の煮こごり

サメの皮だけで、煮凝りのやめに流通する

大国屋蒲鉾店 サメ煮凝り

サメの皮の煮こごり(鮫の煮凝)は東京都墨田区のおでん種の店で売られていた。練り製品を製造販売する店は都内に無数にあった。それが急速に減少している。その練り製品の店で寒い時季に作るものらしいが、今、作っている店は少ないのではないかと思う。
『江東区の民俗 深川編』(江東区教育委員会)に大正7年(1918)年門前仲町生まれの男性が駄菓子屋や屋台で煎餅、飴などとともに鮫の煮こごりが売られていたという。
新潟県上越市では師走になると、鮫の煮凝りを食べる。12月になると魚市場にはサメの皮が入荷して場内に並べられるという。
大型のサメの産地としては宮城県気仙沼だろう。ここでサメを扱う業者によると、練り製品の店にはアオザメの皮が上越市などにはネズミザメ(もうかざめ)の皮を送るという。
しょうゆ味の素朴な味わいで、甘く作ると子供のおやつにもなりそう。
協力/濱喜(宮城県気仙沼市)


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