カンパチの、エサのマルアジうまし、秋晴れの朝
小さいので味がないと思ったら、味のあるうまいマルアジだった

ある晴れた秋の朝、八王子卸売協同組合、舵丸水産、クマゴロウが「そこの小魚全部持って行っていいよ」、と言ったので、ありがたくもらってきた。
中にマルアジが混ざっていて体長15cm・50g 前後だった。
茅ヶ崎沖で釣り上げたもので、ねらいはカンパチなので間違いなくエサの残りである。
よろこんでもらってきたのは、気温が下がって干ものの外干しが出来そうだ、と思ったからだが、考えてみると我が家の冷凍庫には高知県で買った干ものがいっぱいたまっている。
サビキ釣りで釣り上げたのだろう、見た目は悪いが鮮度抜群である。
急遽、刺身を造る。
高知の甘い醤油と茅ヶ崎沖の小マルアジの刺身

朝ご飯用にちゃちゃちゃっと三枚に下ろし、腹骨・血合い骨を取り、皮を剥いて刺身にする。
所要時間10分とかからない。
みょうがを刻み、しょうがをすり、ゆずを切る。
ゆずを振って全体を混ぜ混ぜして高知県宿毛市、フンドウカネカ醤油をざぶっとかける。
期待しないで切りつけたマルアジの刺身がうまい。
思った以上に味がある。
もちろん非常に甘いフンドウカネカ醤油の威力もすごい。
甘くてご飯に合う。
昼ご飯はもらったマルアジで済んだ。
旅の前の節約生活にはありがたい。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。
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