体長9cm前後になる。ヒイラギ科ではもっとも体高が低い。
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ヒイラギ科イトヒキヒイラギ属外国名
学名
Equulites elongatus (Günther,1874)漢字・学名由来
漢字 姫柊
由来・語源 ヒイラギの仲間で小型であるの意。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。沿岸の浅海。
石川県能登半島、山口県日本海側、九州の東シナ海沿岸、(千葉県外房勝浦)、相模湾〜九州南岸の太平洋沿岸。
済州島、台湾、インド-西太平洋(紅海とペルシャ湾をのぞく。西インド洋には少ない)。生態
ー基本情報
定置網などで揚がるが、利用している地域を知らない。これは本州では小振りなためだろう。
思った以上に味のいい魚でもっと利用されてもいい。水産基本情報
市場での評価/まだ流通上は見ていない。
漁法/定置網
産地/鹿児島県選び方
触って張りのあるもの。斑紋のくっきりして黒いもの。味わい
旬は不明。
鱗はほとんど気にならない。皮はきわめて薄い。骨は中骨以外は柔らかい。
透明感のある白身で血合いが強い。
料理の方向性骨が柔らかいので揚げると丸ごと食べることができる。上質の白身でアジ科を思わせるうま味がある。小さすぎるのが難点だが、魅力的な味だ。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ーヒメヒイラギの唐揚げ 内臓が少なくきれいだったので、そのままさっと洗い、水分をよくきって揚げてもいい。ただていねいに頭部を取り、内臓を洗い流してあげると仕上がりがきれいだ。片栗粉をまぶしてじっくり二度揚げする。さくさくと香ばしく、ほんのりと甘味がある。クリックで閉じますヒメヒイラギの唐揚げ
ヒメヒイラギの干もの 内臓がきれいな魚なので、真水でさっと洗い、水分をよく切る。塩水につけ込み(今回は10分)、水分をよくきり、半日干し上げた(天候などをみて干す時間を決める)。さっとあぶるか、フライパンでから煎りする。オキヒイラギよりも左右に厚みがあるので熱を通すのに時間がかかる。クリックで閉じますヒメヒイラギの干もの
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)