体長18センチ前後になる。全身軟らかい毛に覆われている。
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目ザリガニ下目アカザエビ上科アカザエビ科オキナエビ属外国名
学名
Nephropsis stewarti Wood-Mason,1872漢字・学名由来
漢字 翁蝦
由来・語源 全身に毛が生えている様が翁(長寿の男性、おじいさん)のようであるから。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。水深400-500mの砂地。
相模湾、駿河湾、遠州灘、熊野灘、土佐湾。生態
ー基本情報
水産基本情報
市場での評価 流通するものを見ていない。
漁法 底曳き網
産地 鹿児島県、静岡県、三重県選び方
触ってできるだけ硬いもの。重いもの。味わい
旬は不明
殻は柔らかく、身に水分が多い。
熱を通すと痩せる。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
調理法刺身、天ぷら、ゆでる、みそ汁、焼く
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
鹿児島県ではタカエビ(ヒゲナガエビ)漁で揚がる。旧ページ内容
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このエビは深い海底を引く底引き網が操業する港ではときどき見かけることがある。全身に軟らかな毛が生えているためにあまりうまそうに思えないのか、まとまってとれてもあまり値のつかないもの。
■「身がかたいっけね、とれたてよりも少し置いた方がうまいな」とは沼津市静浦の大成丸の鈴木尚光さんの話。それで試しにすぐに剥いて食べてみる。これが思ったよりもうまい。硬いといえば確かに硬いのだけど、しこっとした歯触りがある。それならとこれを握りに仕立ててもらう。硬いのでややそぎ切りにして、ほろりと口の中でほどけるほどのすし飯にのせる。これで赤い色合いがきれいな寿司2かんが出来上がる。これ絶品である。また焼く、ゆでる、天ぷらなどすべてよし。
オキナエビを食べるなら沼津、尾鷲などに行けば食べられる可能性がある。参考文献・協力
『原色日本大型甲殻類図鑑 Ⅰ、Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)