エゾアイナメ

Scientific Name / Hexagrammos stelleri Tilesius,1809

エゾアイナメの形態写真

体長40センチ前後になる。細長く紡錘形。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目アイナメ科アイナメ属

    外国名

    学名

    Hexagrammos stelleri Tilesius,1809

    漢字・学名由来

    漢字 蝦夷鮎魚女、蝦夷鮎並
    由来・語源 蝦夷地(北海道)に多いアイナメの意味。
    アイナメの語源など
    鮎のように縄張りを持つため。「鮎並」が転訛したもの。
    アユに似て滑らかであるから。(大言海)
    形が鮎に似ていることから「鮎魚女」とした。(本朝食鑑)
    「愛な魚」のこと、〈愛〉は「愛でること・賞味すること」、〈な〉は「の」、「め」は魚名語尾で「賞味すべき美味な魚」の意味。
    Tilesius
    ヴィルヘルム・ゴットリーブ・ティレジウス(Wilhelm Gottlieb Tilesius von Tilenau 1769-1857)。ドイツの博物学者、探検家、医師。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。
    北海道の太平洋岸、オホーツク海。日本海北部、ベーリング海、北アメリカ西岸。
    浅い岩礁域。

    生態

    基本情報

    国内では北海道のみでとれる。
    量的に少ないのか、関東などでは一度も見たことがない。

    水産基本情報

    市場での評価 関東では見ていない。
    漁法 刺し網
    産地 北海道

    選び方

    触って張りのあるもの。目が澄んでいるもの。体色の濃いもの。

    味わい

    旬は夏だと思われる。
    鱗は小さく取りにくい。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    マルトミ渡辺水産 紋別市
    『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社)、『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
  • 主食材として「エゾアイナメ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ