ドクウツボ(Giant Moray)
Scientific Name / Gymnothorax javanicus (Bleeker, 1859)
TL(全長)2.5mを超える。世界最大級のウツボ。身体に敷石状の斑紋があり鰓孔周辺が黒い。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★
食用として認知されていないー 生息域 海水魚。浅いサンゴ礁域。
小笠原諸島、種子島、屋久島、琉球列島。
台湾南部・東北部、インド-太平洋。生態 ー基本情報 沖縄県では昔から食用のウツボの代表的なものとして流通していた。今も個人や一部料理店では食べられている模様。
シガテラ毒を持つことが多く、太平洋域に集団中毒例や沖縄での中毒例もある。多くの地方自治体で流通不可となっている。シガテラ毒は死亡することはまずないが、症状が重く、完治に長期間を要する。
ちなみに本種は食べると中毒する可能性が高いというだけで、噛まれるなどで毒が注入されることはない。水産基本情報 ー選び方 ー味わい ー栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 ー好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 協力/河村雄太さん(石垣市)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)