鳥羽市安楽島のバフンウニうまし

バフンウニは小さいけれど味は最高


三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんに磯ものをいろいろ送って頂く。中にバフンウニが入っていた。鳥羽市では「がぜ」と呼ぶ。
日本列島で揚がる食用ウニはバフンウニ、エゾバフンウニ、キタムラサキウニ、アカウニ、ムラサキウニ、シラヒゲウニ、ガンガゼ類などだ。
国内流通する国産ウニのほとんどが北海道で揚がるエゾバフンウニとキタムラサキウニで占められており。
温かい海域であがるウニ4種である、バフンウニ、ムラサキウニ、アカウニ、シラヒゲウニなどは近年、ローカルな存在になってしまっている。
またバフンウニは地域によっては苦味の強い個体があるなど、食べる地域と食べない地域がまちまちなのである。
ちなみに大阪の市場では、古くから標準和名のバフンウニがいちばん人気が高かったそうだ。

生殖巣はオレンジ色をしていることが多い


今回のバフンウニは卵を抱え始めている気がするが、生殖巣はたっぷりで膨らみがある。
うま味も甘味も非常に豊かで食べても食べても食べ飽きぬ。
わざわざ鳥羽にウニを食べに行く価値ありだと思う。(ウニは季節があるので地元に問い合わせを)
三重県鳥羽市安楽島、出間リカさん、ありがとうございました!
安楽島新鮮組
https://tobabako.com/?p=1503


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