カツオパラダイスの日の車麩との煮つけ
あらを煮るとあらもうまいが、一緒に煮たものはもっとうまい

買ったものもあるし、もらってもいる。
今年、カツオが釣れているようで、買った日に限って釣り師がカツオを持って来てくれたりする。
これをカツオパラダイスと呼びたい。
刺身、たたき、角煮にして唐揚げにして天ぷらにしてもあまる。
近所の居酒屋にも進呈して、近所の老人のところでは刺身にたたきなどボクが料理人に変化して差し上げた。
刺身を食べながら、煮つけがいちばんだな、と思ったことが一回や二回ではない。
ちょうど新潟県十日町で買った車麩を使い尽くそうと思っているときなので、あらを車麩と煮つけてみた。
八王子総合卸売センター、八百角で不思議な形の大きな甘長唐辛子をもらったのもある。
カツオの血合いや中骨、腹身を適当に切り、湯通しする。
氷水に落として霜降りにして、鰭際などのぬめりを取る。
これをこのときたまたま残っていた昆布だし・酒・砂糖・みりん・醤油で、もどした車麩と一緒に煮る
甘長唐辛子は煮上がる直前に投入する。
これがボクのおやつだ。
ほの甘く薄味にしたのでたっぷり食べても、重くないし、たっぷり食べられる。
昼過ぎに作り、冷めてから食べたけど、お三時に食べて、あとはだらだら食べる。
おまんじゅうが節約できた。
それにしてもカツオからはうま味豊かすぎるだしが出る。
汁がうまいということは車麩がうまいということで、車麩は脇役ではなく、ダブル主役(こんな言葉あるかな)だと思う。
お供は臺灣で買ったプーアール茶。