春の小田原、全長20cmマアジの開き干し
マアジの干ものに外れなし、今回はカンピンタンのシンシビー

2010年5月にハエは飛んでいなかった。気温も低かったし、湿度も低かったので干ものは外干しできた。
そして2025年、風通しが悪いのもあり、室内で扇風機を回して干す。
なんて無風流なんだ。
それでも干したてを焼いたら、言うに言われぬほどおいしい。
相模湾二宮沖のマアジは、温暖化の部屋干しでも結構結構である。
そこそこ脂もある。
5月も後半になると、もっともっと脂が乗るが、ボクなど今くらいの脂で十二分である。
ボクはどちらかというとカンピンタンでシンシビーである方が好き。
強く干しただけ、余計にうま味が強く、身に味があり、後味が甘い。
これで三度は飯の友ができた。
米の値上がりは痛いけど、ご飯派なので飯の友は多ければ多いほどいい。
当分、朝ご飯は二宮沖のアジの開きとなりにけり。