今季初ズワイは、京都産「せこがに」
日本海のズワイガニ雌を初食い

蒸して粗熱をとったものをすぐ食べた方がうまい。
もちろんゆでても同じである。
まだ温いのにかぶりつく以上の食べ方はない。
だから活に意味があるのである。
後はカニに専念するしかない。
今季初ものはいきなり内子からくらう

今年はいきなり内子から。
蒸したものは塩気が薄いけれど、カニ酢などは無用である。
ただただそのままの味を、ありのままに楽しむ。
内子の味わいに酔いしれる。
ちなみに確かに身(筋肉)の味は雄ガニの方が身はたっぷりだし味的に上だと思うが、内子をプラスして考えると雌ガニの方が上である。
走りの「せこがに」は身だっておいしい。
甲羅酒は寒い夜によく似合う

カニ食いの問題点は途中に酒を挟めないことだろう。
今年は終いに、甲羅酒を作る。
熱燗程度に温まったら内子を徹底的に混ぜていっきにやる。
今季初の日本海、ズワイ雌の初食いも無事終了。
今年は京都だけど、去年はどこだっけな?

11月11日、八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に京都から「せこがに(ズワイガニ雌)」が来ていた。
年内は雌、年があけて春になったら雄を買うので、日本海のズワイガニ初めはいつも雌からである。
これを蒸し上げる。
蒸し上がりを氷水に放り込んで粗熱をとり、ザルに上げる。
■舵丸水産は、一般客に優しく、水洗い・下ろしなどをやってくれるので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。
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