大分県佐伯のヘダイの刺身、うまし
通常流通なのに身に活魚のような透明感を感じる
クリックで閉じます
刺身は、まるで活魚のように透明感がある。もちろん活け締めにし、神経を抜いているのはわかるが、通常流通なのにこのレベルはすごいかも。
最近では国内の仕立て(漁のとき、水揚げ後などの処理と箱の中での置き方や氷の使い方)が断然よくなってきているが、大分はそんな中でも屈指の産地だ。
買って1日目は、出荷した翌日に当たるので、締めて2日目でもある。
とてもきれいな刺身だが、文句なしのうまさとは思えなかった。
もちろん十二分にうまいのだけど、食感が楽しめる割りにあっさりしすぎていた。
圧倒的に2日目の方が味がいい
クリックで閉じます
むしろ翌日になっての刺身の方がうま味が豊かになり、また脂ののりが感じられた。
おいしさが舌の上で長く感じられるので、だれを感じないで1切れの刺身が喉の奥に消える。
たぶん、今の時季、いちばんうまい白身だ、と思う。
3日目も食べてみたいと思ったが、もうお終い。
それにしても記憶に強く残るヘダイである。