マタナゴ(Surf perch)

Scientific Name / Ditrema temminckii Katafuchi and Nakabo, 2007

マタナゴの形態写真

20cm SL 前後になる。前鰓蓋骨いちばん下部角に黒色の斑紋があるが、ときに薄い。前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があることがある。体色は銀灰色、少し銅を思わせる色合いなどがある。背鰭前半に黒い斑紋のあるものと、ないものとがある。尻鰭基部に黒い筋状のラインはない。尾鰭の先端は尖るが先が伸びることはない。[前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があるタイプ]
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20cm SL 前後になる。前鰓蓋骨いちばん下部角に黒色の斑紋があるが、ときに薄い。前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があることがある。体色は銀灰色、少し銅を思わせる色合いなどがある。背鰭前半に黒い斑紋のあるものと、ないものとがある。尻鰭基部に黒い筋状のラインはない。尾鰭の先端は尖るが先が伸びることはない。[前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があるタイプ]20cm SL 前後になる。前鰓蓋骨いちばん下部角に黒色の斑紋があるが、ときに薄い。前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があることがある。体色は銀灰色、少し銅を思わせる色合いなどがある。尻鰭基部に黒い筋状のラインはない。尾鰭の先端は尖るが先が伸びることはない。[前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋がないタイプ]20cm SL 前後になる。前鰓蓋骨いちばん下部角に黒色の斑紋があるが、ときに薄い。前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があることがある。体色は銀灰色、少し銅を思わせる色合いなどがある。尻鰭基部に黒い筋状のラインはない。尾鰭の先端は尖るが先が伸びることはない。[体内にいた稚魚]尻鰭基部に黒い筋状のラインはない。尾鰭の先端は尖るが先が伸びることはない。前鰓蓋骨いちばん下部角に黒色の斑紋があるが、ときに薄い。前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があることがある。[前鰓蓋骨いちばん前下に小さな斑紋がないタイプ]前鰓蓋骨いちばん下部角に黒色の斑紋があるが、ときに薄い。前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があることがある。[前鰓蓋骨いちばん前下にも小さな斑紋があるタイプ]背鰭前半に黒い斑紋のあるものと、ないものとがある。背鰭前半に黒い斑紋のあるものと、ないものとがある。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ウミタナゴ科ウミタナゴ属

    外国名

    Surf perch

    学名

    Ditrema temminckii Katafuchi and Nakabo, 2007

    漢字・学名由来

    漢字 真鱮 Matanago
    由来・語源 神奈川県三崎の呼び名だと思う。三崎では体色によって呼び分けていた。従来、「マタナゴ」、「アオタナゴ」、「アカタナゴ」の3形があることは知られていた。「マタナゴ」はいちばん普通の浅場にいる種とされていた。それで「真」がついたのだと思う。ウミタナゴ1種だった。本種は2007年に新種記載、標準和名が決まった。
    Nakabo
    中坊徹次(1949年京都府生まれ)。魚類学。魚類の分類の上で多大な功績を残す。また魚類検索を一般人の手の届く形にする。魚類検索という意味合いでは松原喜代松の後継者とみてもいいかも。

    地方名・市場名

    タナゴ
    場所宮城県気仙沼 参考佐藤誠さん 
    マタナゴ
    場所宮城県気仙沼、神奈川県三崎 参考文献 
    ベニツケ
    場所新潟県 参考文献 
    キンタナゴ ギンタナゴ
    場所神奈川県川崎・三崎 参考文献 

    場所長崎県壱岐、福岡県玄海灘 参考文献 

    生息域

    海水魚。浅い岩礁域や周辺の砂地。
    [宮城県気仙沼]、千葉県〜和歌山県の太平洋沿岸、紀伊水道、瀬戸内海、豊後水道。
    浅い岩礁域。
    注/生息域はまだ正確にはわかっていない。

    生態

    5月から7月初旬にかけて仔魚を産む、胎生。
    環形動物(多毛類)、甲殻類など底生生物をえさとする。

    基本情報

    旧ウミタナゴである(ウミタナゴ、アカタナゴ、マタナゴ、アオタナゴ)などは食用魚としては単に「たなご」として流通するが、関東などでは希。またマタナゴとウミタナゴの区別は非常に難しい。
    未利用魚のひとつで、漁獲されても競りにかからないで廃棄されたり、飼料となったりする。
    北海道〜九州までいて定置網などで揚がる魚で、まとまって揚がることはあまりない。
    産地周辺で食用となっていて、比較的ローカルな存在である。

    水産基本情報

    市場での評価/希に入荷してくる。とても安い。
    漁法/定置網
    産地/

    選び方

    触って張りのあるもの。

    味わい

    旬は不明。
    鱗は円鱗で柔らかく取りやすい。皮はやや硬い。骨はあまり硬くない。
    繊維質ではない白身で血合いは弱く赤くない。熱を通しても硬くならないがぼろぼろする。

    栄養

    寄生虫

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    マタナゴの料理法・レシピ・食べ方/煮る(煮つけ)、焼く(塩焼き)、汁(みそ汁)

    マタナゴの塩焼き(タナゴの塩焼き) もっとも基本的な料理法だと思っている。水洗いして水分をよくきり、振り塩をする。1時間以上寝かせて(この状態で冷凍保存してもいいし、1日以上寝かせてもいい)、表面に出て来た水分をよく拭き取り、じっくりと焼く。皮目が非常に香り高く、上品で嫌みのない味わいである。

    マタナゴの煮つけ(タナゴの煮つけ) 水洗いして湯通しして冷水に落とす。残った鱗やぬめりを流し、水分をよくきる。これを酒・醤油・水を沸騰させたところに入れて煮る。醤油は控えめにしして、何度かに分けて加減する。決して不味くはないがやや淡泊な味わいで身がぼろっとしている。
    マタナゴのみそ汁(タナゴのみそ汁) 水洗いして、水分をよくきり、じっくりと素焼きにする。一昼夜ほど乾かす(冷蔵庫にラップをしないで入れて置いてもいい)。これを昆布少々と真水のなかで煮出す。汁に味が出たらみそをとく。

    好んで食べる地域・名物料理

    祝いに食べる 宮城県気仙沼ではお食い初めや地鎮祭、上棟式などの祝い事に塩焼きにして食べる。[佐藤誠さん(気仙沼濱喜)]

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/佐藤誠さん(濱喜/宮城県気仙沼市)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「マタナゴ」を使用したレシピ一覧

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