セイヨウハバノリの料理法・調理法・食べ方/焼く(あぶる)、煮る(煮る、湯通し)、汁(吸物、みそ汁) ■ハバノリ、セイヨウハバノリは共通
ハバノリのあぶり(セイヨウハバノリのあぶり) 板状のものをあぶると鮮やかな緑に変わる。くすんだ緑になる場合もあるが、味は変わらないと思う。磯(海藻)の香りが強く、このまま食べても香りと海藻のうまさが堪能できる。[島根県出雲市の「かしかめのり」]
ハバノリのあぶり(セイヨウハバノリのあぶり) 初冬につんだハバノリで作った干しのり。軽くあぶって食べると香りが高く、ご飯などとの馴染みもいい。
かしかめのりのばくだん(セイヨウハバノリのおむすび) 島根県ではあぶった「かしかめ」で大きなお握りを包む。これを「ばくだん」というが、温かいご飯と接触したハバノリの香りの高さは官能的ですらある。
ハバノリの握り飯(セイヨウハバノリのおむすび) ハバノリをあぶり、手でもみほぐしてご飯に混ぜてお握りにしたもの。温かい内は香りが高く、冷めてもおいしい。
ハバノリの吸物(セイヨウハバノリの吸物) 生のものは希に産地などで売られている。これを吸物に入れると、ワカメなどよりも柔らかく、海藻らしいおいしさも楽しめる。
ハバノリのみそ汁 ワカメ同様にみそ汁の具にして、適度な海藻らしい食感とうま味がある。適当に切り、温かいみそ汁に放つと鮮やかな緑になる。柔らかくてとてもおいしい。
ハバノリの湯引き(セイヨウハバノリの湯引き) 軽く水洗いして、水分をよくきる。これを湯に通すと鮮やかな緑に変色する。氷水などに入れて粗熱を取り、水分をよくきる。ポン酢でも生じょうゆでもお好みの食べ方で。
ハバノリのしょうゆ煮(セイヨウハバノリのしょうゆ煮) 生が手に入ったら軽く水洗いして、砂などを流す。水分をよくきり、しょうゆ・酒でさっと混ぜるようにして煮る。ワカメなどと同様に柔らかくとてもおいしい。