オゴノリ

Scientific Name / Gracilaria verrucosa (Hudson)Papenfuss

オゴノリの形態写真

高さ30センチを超える。細長く円柱状

    • 物知り度

      ★★★
      知っていたら通人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★★
      一般的(流通量は普通)
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    植物界紅藻植物門紅藻綱オゴノリ目オゴノリ科オゴノリ属

    外国名

    学名

    Gracilaria verrucosa (Hudson)Papenfuss

    漢字・学名由来

    漢字 於期海苔、於期菜、龍髭菜、頭髪菜
    由来・語源

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。日本各地。カラフト、朝鮮半島。
    磯、潮間帯などに棲息。

    生態

    基本情報

    オゴノリの仲間は化学寒天材料として重要。
    中国、フィリピンなど世界中で養殖が進んでおり、輸入が盛んとなっている。
    それに対して国内でとれるオゴノリも利用はされるが、流通状は少ない。
    寒天材料となるほか、刺身の妻などに利用されている。
    また格安のオゴノリは輸入原藻を着色したもの。

    水産基本情報

    市場での評価 市場で流通するものは加工されて着色されたもの。安い。
    漁法 養殖
    産地

    選び方

    味わい

    旬は冬から春。
    生で食べると特に女性は危険。必ず十分に火を通す。
    ゆでると緑色になり、

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法生/湯通し
    調理法寒天/寒天にする、みそ汁、サラダ
    さっと茹でると鮮やかとは言いがたいものの、濃い緑になる。
    これを冷水にとってポン酢で食べる。
    やや硬めながら磯の香りがほどよく、微かに甘味がある。
    苦味はまったくなく、食べやすい。
    刺身の妻としても重要。
    寒天は、煮詰めて固める。
    甘みをつけてそのまま。
    蜜豆などに入れる。
    また水でもどしてみそ汁の具にしてもいい。
    生のものを湯通しすると鮮やかな緑になる。
    棒寒天。一般に工業的に作られる寒天の原材料はオゴノリ類となっている。
    寒天が入った蜜豆

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    寒天/長野県茅野市など。棒状、糸状、粉末などがある。

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『標準原色図鑑 海藻』(千原光雄 保育社)
  • 主食材として「オゴノリ」を使用したレシピ一覧

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