オオホモラ(Japanese deepwater carrier crab)
Scientific Name / Paromola japonica Parisi, 1915
甲長140ミリ、甲幅100ミリ前後、1キロを超える。
オオホモラの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)


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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★
食用として認知されていない★★★
美味生息域 海水魚。相模湾〜土佐湾、種子島。ハワイ諸島。生態 ー基本情報 ホモラの中では大型のもの。
非常に珍しいもので、食用とはしない。水産基本情報 市場での評価 珍しいもので産地などでまれに売り買いされる。やや高い。
漁法 底引き網
産地 愛知県選び方 原則的に生きているもの。味わい 旬は不明
甲羅は比較的硬く、脚は細く身は少ない。甲下の身も少なめ。
熱を通すと痩せるが甘みがあり、みそも美味。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 オオホモラの料理法・調理法・食べ方/蒸す好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー旧ページ内容
古い記載が含まれている可能性があります■脚が二本とれていたので食べてみることにする。これは輸送中にとれてしまったようだ。これなど幸い。完全な個体だと博物館行きとなる。脚のとれたところから水分がたれてくる。仕方なく熱湯で茹でる。塩加減は基本的なものより少な目。茹で上がってこれでもやや塩辛い。ただ、水分が多いカニの場合、どうしてもこうなるもの。それでも身の味はよい。内子がはいっていて、これは残念ながら生臭かった。 参考文献・協力 協力/愛知県幡豆郡一色魚市場「魚清」 一色の堀さん
同定と本種の情報/駒井智幸(千葉県立中央博物館)
生態など『相模湾産深海性蟹類』(葉山しおさい博物館)