アマオブネガイ

Scientific Name ／ Nerita albicilla Linnaeus, 1758

アマオブネガイの形態写真

殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［神奈川県三浦半島西岸産］
アマオブネガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［神奈川県三浦半島西岸産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［徳島県海部郡海陽町竹ヶ島産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［鹿児島県産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［鹿児島県産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［鹿児島県産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［沖縄産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［沖縄産］殻長20mm前後になる。帽子を伏せたような形で殻口は真下に開く。［沖縄産］

    • 珍魚度・珍しさ

      ★★
      少し努力すれば手に入る

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級

    • 食べ物としての重要度

      ★
      食用として認知されていない

    • 味の評価度

      ★★
      まずくはない

    分類

    腹足綱前鰓亜綱アマオブネ目アマオブネガイ上科アマオブネガイ科コシダカアマガイ属

    外国名

    学名

    Nerita albicilla Linnaeus, 1758

    漢字・学名由来

    漢字 蜑小舟　Amaobunegai
    由来・語源 「蜑」は海辺で魚介類をとり暮らす部族のことで、「海部」、「海士」とも書く。「蜑」が漁りするときに使う小さな船に似ているという意味合い。
    模式産地／インドネシア
    Linnaeus
    Carl von Linné（カール・フォン・リンネ　1707-1778　スウェーデン）。二名法を確立。
    六百介品
    江戸時代に作られた彩色図譜。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。著者不明。

    地方名・市場名

    地方名・市場名は長いため下部に出力します。クリックでジャンプします。

    生息域

    海水性。潮間帯岩礁域。
    山口県北部・房総半島以南。

    生息場所 潮間帯上部などの岩場などにコロニーを作っている。

    生態

    ー

    基本情報

    比較的暖かい海域の潮間帯、磯などに普通に見られる巻き貝で流通することはない。
    形が面白いので徳島県南部にある竹ヶ島などでは手の中で音をさせて遊んでいたという。食用としている地域などはまだ調べているところ。
    珍しさ度 比較的暖かい外洋に面した海辺ならどこでも見られるもので、探せば比較的たやすく手に入る。

    水産基本情報

    ー

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は春。
    貝殻は分厚く軟体部分は貝殻と比較して少ない。
    軟体は熱を通しても硬くならず甘みがある。

    栄養

    ー

    危険性など

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    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    アマオブネガイの料理・レシピ・食べ方／煮る（塩ゆで）
    アマオブネガイの塩ゆで 採取したらザルなどに入れて流水でざくざくと洗う。塩水の中に洗ったアマオブネガイを入れて火をつける。数分で火が通るので火を消し、少し鍋止めする。クセがなくワタにうまみがあっておいしい。

    好んで食べる地域・名物料理

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    加工品・名産品

    ー

    釣り情報

    ー

    歴史・ことわざ・雑学など

    ー
    つくつく 両手のひらにアマオブネガイを挟んで手を前後させると「つくつく」と音がする。昔はこうやって遊んだものだと言って実践して見せてくれているのが、竹ヶ島の戎田里子さん。この遊びには様々な貝を使うが、遊び自体を「つくつく」という。［徳島県海部郡海陽町竹ヶ島］

    参考文献・協力

    協力／徳島県海部郡海陽町竹ヶ島のみなさん
    『日本近海産貝類図鑑』（奥谷喬司編著　東海大学出版局）、『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社）、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』（肥後俊一、後藤芳央　エル貝類出版局）

    地方名・市場名 ？

    コトコト
    場所三重県熊野市二木島、和歌山県串本　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    イソモン
    場所千葉県勝浦市、和歌山県白浜町瀬戸　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ウマノツメ[馬の爪]
    場所千葉県君津市袖ヶ浦町長浦・館山市西岬　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    カタカタ
    場所千葉県天津小湊町内浦　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    コトコトガイ
    場所千葉県小湊　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ウシノツメ[牛の爪]
    場所千葉県館山市波左間　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    トコトコイソモン
    場所千葉県鴨川市江見吉浦　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ペタペタ ペラペラ ボトボトマギ
    場所和歌山県串本　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ドンベラベソ
    場所和歌山県串本地方　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ベコガイ
    場所和歌山県串本町・白浜町　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ペコペコ
    場所和歌山県串本町・白浜町東白浜　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    マギ
    場所和歌山県串本町有田　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ペコペコガイ
    場所和歌山県白浜町　参考文献　
    タマコニーナ ベラツキニーナ
    場所大分県蒲江町　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ネコンボ ブタ
    場所宮崎県青島　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ツブ
    場所広島県呉　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ナキミョウジ
    場所東京都三宅島神着村　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    アマスビ
    場所沖縄県波照間　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    イソモノ
    場所静岡県下田市白浜　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ツメツメニナ
    場所高知県宿毛市沖の島町・母島　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    マイニジャ
    場所鹿児島県大島郡与論島　
    バックイ ハンバラヒンニア ハンバランニア
    場所鹿児島県大島郡与論島　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    トウチミニャ
    場所鹿児島県大島郡大和村今里　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ヒィーキャミニア
    場所鹿児島県大島郡瀬戸内町　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    マナーチィ
    場所鹿児島県大島郡瀬戸内町押角　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    マナツンニア
    場所鹿児島県大島郡龍郷町加世田　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    タバクミニャ
    場所鹿児島県奄美群島大島郡瀬戸内町押角　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ツメミナ
    場所鹿児島県鹿児島市喜入町・桜島・種子島西之表市・佐多町　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    マンマトイビナ
    場所鹿児島県鹿児島市大隅・薩摩　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
    ミズミナ
    場所鹿児島県下甑村手打　参考『日本貝類方言集　民俗・分布・由来』（川名興　未来社　1988）　
  • 主食材として「アマオブネガイ」を使用したレシピ一覧

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