銚子産のマイワシはてっぺんに近づいている
脂ののりといいうま味といいボクにはベスト
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築地場内(東京市場)の年寄りから「入梅いわし」を聞いたのは、ものすごく前のことで、そのときボクは一眼レフのフイルムカメラを隠し隠し、場内を歩いていたのだが、そのマイワシの写真は撮らせてくれなかった。
変わった魚を探していたら、「イワシがいいよ。入梅イワシだよ」と言われたのだ。
この言葉が使われるのは千葉県の最東端にある千葉県銚子産のマイワシに対してである。
「入梅いわし」は江戸時代、入梅時期に銚子から塩か糠漬けにされたマイワシが戸の町に大量に江送られて来ていたせいだ。
当たり前だけど、全国的な言語ではない。
ただ入梅の6月になると銚子産マイワシが増えてくることは間違いない。
今回の銚子産は、やけにころころしてうまそうだったので買って来た。
7月なのに非常に脂の層が分厚い。
口入れると噛む前に溶ける。
毎年、8月初めになると脂の層がもっと厚くなる。
でも、今回くらいがいちばんうまい、気がする。
酒の友ではなく、ご飯がすすむ、すすむ。
