4月、岐阜県多治見の旅3 多治見の「ながせ商店街」

商店街歩きが好きな商店街生まれのボクなのだ


4月、岐阜県多治見の旅 1 多治見の町をぶらぶらと
4月、岐阜県多治見の旅2 多治見の「ころかけうどん」
4月、岐阜県多治見の旅3 多治見の「ながせ商店街」 本ページ
4月、岐阜県多治見の旅4 多治見銀座通り『丸香商店新町店』
4月、岐阜県多治見の旅5 多治見銀座通り『安藤食料品店』

多治見市(愛知県多治見市)の古くからの市街地は土岐川の南にあり、北側は中央線多治見駅の開業で開けた。
数軒スーパーをまわって再び市街地にもどる。
土岐川の北なので新しい街とはいえ、多治見駅の開業は1900年なので歴史がある。
データを再整理中、乱れた生活まっただなかの旅である上に、寝不足で歩く多治見の街はなんだか「どこまで行っても遠い町」な気がしてきた。
気持ちのいい疲れがやってきて、「帰ろうかな」という思いがこみ上げてくる。
でも、たまたま駐めた駐車場は数時間無料らしいので、無料時間の間歩くことにした。

そぞろ歩きが楽しい町なのだ


「ながせ商店街」は、車ではなく人が主役の通りで、歩きすぎで重い足を引きずっての、そぞろ歩きするのにちょうどいい。
駐車場でボクの隣に車をとめた方に街のことを聞くと、「(商店街の)通りの店は少なくなったものの、名古屋に通勤する人で朝と夕方だけは賑わう」という。
多治見市は非常に名古屋依存の強い町らしい。

本屋を見つけると入ってしまうのは神保町族のサガなのだ


歩き始めてすぐに本屋を発見する。
立派な建物の大きな本屋で『ひらく本屋 東文堂本店』という。
地方出版物が少ないのは残念だが、並ぶ本はボク好みだ。

読書傾向からもボクは大人とチャウ、ノダ


思わず入ってしまうのは神保町族のサガである。
なにも買わないのもいけないと思ったので、『温室デイズ』(瀬尾まいこ 角川文庫)、『夕闇通り商店街 コハク妖菓子店』(栗栖ひよ子 ポプラ文庫)を買ってしまう。
意外にこのヤングアダルトというか児童文学的な分野が好き、なのだ。
特に瀬尾まいこなど、様をいっぱいつけたくなるくらい好きだ。
ちなみに専門分野を持つと本屋で本を買わなくなる。古本屋で古本をかうときも目録買いをすることが多くなる。考えてみると久しぶりの本屋の本買いである。
少し店長さんとお話をする。
考えてみると、ボクの旅はおしゃべりにおしゃべりを重ねて、矢鱈にしゃべり尽くす。

ここにも屋根神さんがあった


古い酒屋を見つけて三千盛ではなく、初めて見る養老町のウイスキーピーク(玉泉堂酒造 岐阜県養老郡養老町)を一升瓶なのに買ってしまった。
後日の話になるが、ハイボール用のウイスキーだというので、ハイボールにしたら本当にいい味だった。

考えるまでもなく、ボクの贅沢と言ったって、文庫本を買うのと安いウイスキーを買うくらいなのさ、だった。
この酒屋の二階の軒下にも屋根神さんがある。

通し営業の店は非常に貴重である


さて、この商店街好きだなとは思ったが、後々のことを考えたら、ゆっくりもしていられない。
なぜか腹の虫が鳴くので通し営業の店を探す。
『鳥竹』という店にのれんがかかっていた。

なんとなく入った店だけど、中華そばがとってもうまい、ぞ


店内に入ると、うどん・そばの店なのか? 食堂なのか? わからない。
かなりかなりのオバアチャンがいて、さて何にしよう?
おすすめは中華そばらしいので、素直に中華そばにする。
あれ、食堂だと思ったら、やけに中華そばがうまい。
スープが懐かしい味だし、麺もボク好みだし……。
具がいくつも乗っていて、赤い蒲鉾が素敵だ。
おいしい中華そばでもう一踏ん張りする気になる。


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