スマ汁ものバリエーション
汁の基本はみそ汁
あらなどを汁にするとき、非常にいいだしが出るので、おかずにもなるみそ汁にするといい。
これがもっとも基本的なスマの汁である。
いいだしが出る上に身質がいいので、汁にしても上等なのである。
汁をスマの本ページにすべて繁栄できないので、バリエーションを展開してみる。
醤油汁
みそか醤油かという話だけど、しょうゆにはみそとは別種のうま味成分がある。比較的あっさりしていて、口直しにしてもいい。
ここでは刺身の残りや中骨を水から昆布と一緒に煮て、酒・薄口醤油で味つけしてみた。
潮汁・塩味の汁
海の味と考えるといいだろう。
魚を煮だして海水の素である塩だけで味つけするもの。
ちなみに地域によっては潮汁に醤油を使うこともある。
これだって堂々の潮汁だ。
スマの潮汁はたいそううまい。
粗挽きコショウなんかがとても合う。
血合いたたきだんごの中華風スープ
中華風とは名ばかりかも知れない。
血合いをたたいて丸める。このとき少しだけ塩を添加する。
これを湯の中に落とす。
だんごを揚げて、その湯の味を見て、場合によっては中華スープの素を加えて味を調える。
冬瓜を煮て、だんごを戻し、コショウを振る。
スマの切り身と根菜類などのスープ
大型のスマなどを撮影すると食べきれないときがある。
そんなときは塩をして保存する。要するに塩蔵するのだ。
これを切り身にして水から煮出して適当な野菜を加える。
ちなみに別に塩蔵でなくても余った刺身でもいい。
終いに味加減するが、醤油でも塩でもなにで味つけしてもよい。