真鶴町岩のクマエビの釜飯
自分で食べるだけなので、飾りっ気なし

エビの釜飯は、ふたをとったときの香りだけでも御馳走だと思っている。
殻付きのまま炊き上げたので、余計に香り高い。
炊き上がりにエビを取り出して、身を刻みまた混ぜ込む。
赤だけではそっけないけど、自宅で、自分で食べる釜飯に飾りめいたものは不要なのだ。
薄口醤油と酒だけの単純な味つけだが、エビと醤油の風味が非常に相性がいい。
あっさりとした味なので、0.7合では足りなくなりそうである。
峠の釜めしの釜もそろそろダメになりそうだな、なんて思いながら最後の一粒まで食べ尽くす。
釜飯はとてもシンプルな料理なのである

神奈川県小田原魚市場で真鶴町岩の場所にあったもので、相模湾北部ではあまりとれず、そんなに大型は揚がらない。これが伊豆半島の南に行くほど大型になり数も増えてくる。
いろんな料理に使ったが、1本だけ、いまだに作っていない釜飯に投入した。
使う米は0.7合で、水加減は正1合で少し多目なのはエビが水を吸うからである。
吸ってはうま味と一緒に吐き出すのだけど、ついでに言えば釜の中で米が適度に対流しなければならない。
ここに薄口醤油と酒だけで、鮮度がいいエビなのでしょうがは使わなかった。
エビは3等分にし、頭胸部の脚の部分も使ってみた。
吹いてきたら7分、蒸らしに10分で完成である。
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