イワガキの丸かじりは御免こうむる
離島の少ない愛知県の離島産だと思う

八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に愛知県産のイワガキが来ていた。愛知県としか書いていないが伊良湖半島と知多半島の先端を線で繋げる、その線上にある愛知県の離島、篠島あたりでとれたものだろう。
イワガキを昔々から食べていたのは秋田県、山形県、新潟県、鳥取県と千葉県・茨城県をはじめとする関東周辺だと思っている。その限定的な食文化が、今や全国区となっているのは、まことに喜ばしいものである。
豊洲などで知らない産地のイワガキを見つけるとうれしくてたまらない。
食いたくなったらむいて食えばいいだけなので、料理というよりも味見である。
厳密には産地での味の違いは感じているけれど、ボクには順位がつけられない。
丸のままを5等分、6等分に切って食べる

今回のは食感が強く、味わい深くで、後味が残るその感じがいい。
あれこれ文字を並べようと思えば並べられるが、いつ食ってもうまいのがイワガキだと思っている。
今回は剥いて5等分に切って食べた(写真は切る前)。
最近、この大きさだと5等分でも大きすぎる。
ちなみに丸かじりはうまくない。
やっているのを見ると、不思議なものを見るような。
テレビで丸かじりしているタレントは仕事で金のためにやっているのだからいいとしても、普通の人間は無理はいけませんよ、高いんだからといいたい。
イワガキの最上の食べ方は自分好みに切って自分のペースで食べる、だ。
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