鳥羽市安楽島の「がんこーじ」は、うまいんだけど♬
刺身の味は万人向きの味で、だれにもおいしいはず

三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんに送って頂いた貝類の中に「がんこーじ(オニサザエ)」が入っていたというのは前回も書いた。
「がんこーじ」の刺身は嫌みがなく、しかもシコシコッっとした食感が心地よいので、非常に魅力的である。
噛んでいると身(足)から甘味が出てくるので、最後までうまい。
今回は高知県土佐山の柚子果汁と塩で食べたけど、柑橘類との相性が抜群にいい。
ちなみにボクだけの個人的な考えだけど、貝の刺身と柑橘類のときにはジンとかウオッカが合う。
ころころと切りつけた刺身を口に放り込んで、ウオッカで流す。
ヴァランダーの深みにはまっているので飲んでいる、アブソルートととても合うのがうれしい。
トゲトゲでしかも貝殻が硬い

刺身は食用貝の多いアッキガイ科でも味では上位にくると思っている。
ただ、本種を食用にする地域で刺身にするというのは聞かない。
なぜか、貝殻が硬い上に、身が取りだし憎いからだ。
刺身は足だけでいいのだけど、足を取り出すのも難しい。