標準和名は不明である。
エゾギンチャクがいちばん多いとみたが、エゾキンチャクとしているものも少なくない。
偉大な波部忠重は、エゾキンチャクガイとしている。
こうなってくると、タイムマシンにでも乗り、明治時代に時空を飛んで、命名者の岩川友太郎にでも聞くしかない。
ゴキブリ問題で苦労しているはずなので、21世紀のボクの疑問も解消してくれるよね。
ちなみに『日本近海産貝類図鑑 第二版』のエゾギンチャク、エゾキンチャクが図鑑と解説で異なっているのは、編集実務のプロの立場から言わしてもらうと、校正ミスだ。