いただきものの青柳をから煎りに

温かい内に食べると滅法いい香りが楽しめる


ある朝、八王子卸売協同組合、舵丸水産に行ったら、突然、クマゴロウが青柳(バカガイ)をくれた。
たった5個かよ、と思ったが、一料理作れそうだ。

作ったのが「から炒り」である。
青柳はゆでてそのまま食べてもうまいが、から炒りするともっと遙かにうまい。
なんと言っても香りがたまらぬ。
できるだけ炒りたての温かいのを食べる。
香りだけでも大ご馳走である。

バカガイの旬は3月、4月かな、と思っている。
ただし北海道では5月から7月くらいまで身がふっくらしている。
今回は産地不明だが、7月下旬の青柳は身がふっくらとして張りがあり、濃厚なうま味があった。

合いの手にきゅうりもみを食べながら、大阪府池田市の「呉春 特吟」でいい時間が過ごせた。

東京ではもっぱら青焼きと呼ばれるバカガイ


青柳(バカガイ)は昔、江戸前(東京湾)だけで充分事足りた。
千葉県などはほんの10年くらいまではとれていたが、近年は流通にのるほどはとれない。
最近の産地は北海道、愛知県、三重県などである。

まずは強めの塩水でゆでる


青柳は殻のまま塩ゆでにする。
取り出して粗熱を取り、殻と身を分ける。
砂を噛んでいるので、ゆで汁の中で洗う。

砂を落として水分をきり、炒る


水分をていねいに取り、テフロンフライパンなどでから炒りする。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。


関連コンテンツ

サイト内検索 (Google)

その他コンテンツ

ぼうずコンニャク本

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
魚通、釣り人、魚を扱うプロの為の初めての「高級魚」の本。
美味しいマイナー魚介図鑑
製作期間5年を超す渾身作!
美味しいマイナー魚図鑑ミニ
[美味しいマイナー魚介図鑑]の文庫版が登場
すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。
すし図鑑ミニ ~プロもビックリ!!~
すし図鑑が文庫本サイズになりました。Kindle版も。
全国47都道府県 うますぎゴーゴー!
ぼうずコンニャク新境地!? グルメエッセイ也。
からだにおいしい魚の便利帳
発行部数20万部突破のベストセラー。
イラスト図解 寿司ネタ1年生
イラストとマンガを交えて展開する見た目にも楽しい一冊。
地域食材大百科〈第5巻〉魚介類、海藻
魚介類、海藻460品目を収録。