酒図鑑 滋賀県東近江市、喜多酒造「喜楽長 上撰」
滋賀県でいちばん買っているのが喜楽長
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酒飲みであるボクの、酒の流儀は〈酒は好きなように勝手気ままに飲むべかりけり〉だ。好きな酒を挙げるだけでくどいことは書かない。もちろん、十九の頃よりの日本酒好きの、ボクだけの話だけど、酒を評論するようになったら死んだ方が増しだ、と思うのであくまで私流の酒談義だ。
食文化を調べるために滋賀県には何度も行っている。
どちらかというと民俗学的なフィールドワークというよりも、世間話を聞きに行っている、と言った感じだが、実は世間話から得られる食文化の方が多かったりする。
人をたずねると、昔はいきなり湯呑み酒ということもあった。
琵琶湖の近江八幡市や東近江ではその酒が、「喜楽長」であることが多かった。
これをもって「喜楽長」が愛飲されているとは断定できないが、この地域の普段酒には違いない。
スーパーでも買える酒なので滋賀県に行くたびに買い求めている気がする。
さて、比較的無個性な味わいである。
香りもほどよく、切れがいいというくらいには辛口である。
舌に残る味わいが比較的穏やかなのはうま口であるためだろう。
■喜多酒造 滋賀県東近江市
