年一度だけのイクラ作り

イクラの大食いは夢の又夢


約200gの筋子を買ったら去年のほぼ二倍の値段がついていた。
塩乾の人間に今年の市販のイクラの相場を聞いたら、100g、輸入ものですら、最低2000円だという。
国産ならもっとするだろう。
年に一度だけなので、今年も自分で作る。
筋子と同じ重さのイクラが作れる。

考えてみると、10年前までは1度に500gくらいを年に2回作っていたのだから、値段から感じる温暖化というやつかも。
たった200gしかないと思うと、それだけ余計にうまい。

普段はあまり酒の肴にはしないのだけど、今年の醤油漬けでは不思議なほど酒が進んだ。
イクラの味は脂の味だと思う。
9月初旬のイクラはまくが薄く、舌で押しつぶせる、この軟らかさとコロイド状の脂がいいのである。

イクラと言えば、ご飯がないとだめだ


個人的にはイクラと言えば、ご飯だ。
青ゆずを振ったご飯にイクラを乗せて食べる。
残り100gでは大食いできないけれども、うますぎて困ってしまう。
でもこれにて今年度のイクラはお終い。

筋子は9月がいちばんいい


八王子卸売協同組合、舵丸水産に羅臼さんの筋子が来ていた。
筋子をほぐして味つけしたものがイクラである。

筋子は標準和名サケの卵巣である。
サケは「秋サケ」と呼ばれることが多いのは、国内の川で産卵するために国内の沿岸に夏〜秋にかけて戻ってくるためだ。
このサケの産卵回遊は年々減少している。
特に本州での遡上は急激に減少して、今やサケの産地も、筋子の産地も北海道が主となっている。

徹底的に洗って汚れた卵膜を流す


筋子はボウルなどに入れて、手を入れると熱いくらいの湯をそそぐ。
この中で箸などを使ってほぐす。
ほぐし終わったら湯を捨てて何度か流水で徹底的に洗う。

洗ったら、冷蔵庫などで冷やしながら水分を飛ばす


皮膜や血液を徹底的にとったら、ペーパータオルなどに入れて、冷蔵庫で水分を抜く。

自分好みに味つけして、あとは待つのだ、よ


今回は生の醤油とみりんで漬け込み。
2日目くらいから食べ始めた。


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