淡路のマアジはまだまだ、だけどいい味ではある
淡路のマアジは脂がなくても味がある

今月2個体目のマアジは兵庫県淡路島産で、たぶん沼島の船がとったものだと思われる。
沼島のマアジは漁にさえ出て、入荷してきたものはすべておいしい。
でも脂が乗り始めるのは、4月になってからで10月になるとがくんと脂が抜ける。
念のために。
沼島の南海域でも固体差があるようで、マアジの難しさはそのあたりにあることも忘れてはならない。
さて、春をいちばん感じるのがマアジだろう。
今回の個体は、ややというか微かにだけれど、味の上昇傾向が感じられる。
脂はあまりないものの、身に強い張りがあり、うま味が豊富である。
早くマアジの春がこないかな? と思いながら食べるといいかも。
ちなみに、午前2時から画像整理をしているので、午後1時なのに新潟県上越市、頚城酒造の「久比岐」本醸造をコップ半分だけ。