かきとほうれん草の割り下鍋
マガキとほうれん草は相思相愛なのだ
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資料を読み始めると時間が暴走する。気がついたら逢魔が時を過ぎ、つけっぱなりのテレビの音声を上げると、9時のニュースをやっている。
そんな日々なので鍋鍋、鍋な日々となる。
マガキとほうれん草は辻嘉一の表現を借りると、出合いのもの、だと思う。
本当はこれに豚肉があるとよかったんだけど、小分けのパックがなかったので今回は断念する。
沸いてきた割り下に大量のほうれん草を投入してマガキを散らして、あつあっつしながら食べる。
偽ビールを飲む、あつあっつと食べて偽ビールで肌寒の旧暦10月3日も……、ワシントン広場の夜はふけて♪ なのだ。
それにしても出合いのものを合わせた鍋はうまい。
マガキの濃厚なうまさに、ほうれん草の青苦さ。
ほうれん草には甘味もある。
考えてみたら鍋は時間を楽しむものなのに、この鍋は時短しすぎかも。
あとは空酒で正一合。