50cm TL 前後になる。尾柄部側面に隆起線があり、尾柄部は縦へんし、断面は左右に長い楕円形をしている。背鰭起部は尻鰭起部よりも後方にある。歯は小さく細い。第1鰓弓に鰓耙がある。
ヒメダツの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱真鰭区正真骨下区棘鰭上目スメグマモルフ系ボラ亜系ダツ目ダツ科ヒメダツ属外国名
学名
Platybelone argalus platyura (Bennett, 1832)漢字・学名由来
漢字/姫駄津 Himedatu
由来・語源/ダツ科の中でも比較的小さいからだと思う。『日本産魚類大図鑑』(益田一、荒賀忠一、尼岡邦夫、上野輝弥彌、吉野哲夫 東海大学出版会 1984)が和名の初見。Bennett
ジョン・ウィッチチャーチ・ベネット(John Whitchurch Bennett 1790年〜1853年)、イギリス。陸軍将校であり、博物学者。セイロン島などで魚類を採取、記載する。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。沿岸表層性。
[銭州]、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
台湾、インド洋北西部をのぞくインド-太平洋の熱帯域。生態
ー基本情報
主に小笠原、鹿児島県、沖縄県などで揚がっている。流通上は見ていない。
ただダツの中でも味がいいので、流通の場(競り場)などで見る機会もありそうだ。水産基本情報
市場での評価/流通上見ていない。
漁法/
産地/選び方
触って張りのあり、鰓が赤いもの。味わい
旬は不明だが、6月の固体は抱卵し、脂があった。
鱗は細かく取りやすい。皮は薄いが硬く破れにくい。
血合いが濃い白みで熱を通しても硬く締まらない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/マル幸水産(東京都八王子市北野)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)