パタゴニアミナミダラ

Scientific Name / Micromesistius australis Norman, 1937

代表的な呼び名ミナミダラ

パタゴニアミナミダラの形態写真

80cm前後になる。下あごに髭(ひげ)がない。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★★
      一般的(流通量は普通)
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区側棘鰭上目タラ目タラ科ミナミダラ属

    外国名

    学名

    Micromesistius australis Norman, 1937

    漢字・学名由来

    由来・語源 ミナミアメリカ大陸アルゼンチン、チリなどでとれていたため。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。水深28-1000m。
    アルゼンチン、チリ沿岸、ニュージーランド沿岸

    生態

    基本情報

    冷凍輸入されて、練り製品、冷凍フライなどに加工されている。
    いわゆる輸入白身。卵巣も「たらこ」として流通している。
    練り製品の原材料は常に不足気味で世界中からいろんな魚を輸入したり、漁場開発していたりしていたことがある。本種もそのようななかにあって注目を浴びた魚だと思う。
    意外にスーパーなどではお目にかかれないが、給食や外食などで知らず知らずのうちに食べている可能性大。

    水産基本情報

    市場での評価 一般的な流通はしない。主に加工原料として取引されている。
    漁法 底曳き網
    産地 ニュージーランド、チリ、アルゼンチン

    選び方

    味わい

    旬などは不明。
    フライ材料を手に入れたことがあるのみ。クセのない白身でフライやムニエルにして美味だと思う。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)


    皮が薄く全体に軟らかい。きれいな白身。
    パタゴニアミナミダラのフライフライにするとふんわりと軟らかくて豊潤。実においしい。
    本種の卵巣を使った佃煮。「たらこ」と称されている。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/金田聡さん
    『新独和辞典』(大学書林)、『遠洋漁場の底魚類』(監修/遠洋水産研究所 刊行/日本トロール底魚協会)、『新顔の魚 1970-1995』(阿部宗明 財団法人伊藤魚学研究振興財団 まんぼう社)
  • 主食材として「パタゴニアミナミダラ」を使用したレシピ一覧

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