20cm SL 前後になる。側へんして細長い。側線は完全で鰓蓋から尾鰭に達する。尻鰭は丸みを帯びる。
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魚貝の物知り度
★★★
知っていたら通人級食べ物としての重要度
★★★
一般的(流通量は普通)味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区新骨亜区正新骨下区側原棘鰭上目キュウリウオ目キュウリウオ科カラフトシシャモ属外国名
学名
Mallotus villosus (Müller, 1776)漢字・学名由来
漢字 樺太柳葉魚
由来・語源 本種が国内で初めて確認されたのがカラフトであったため。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。浅海域で純海水魚。
太平洋と大西洋の寒帯域、北極海。北海道のオホーツク海沿岸。生態
ー基本情報
1970年代に国産のシシャモの人気が高まり、品不足になって(需要過多で)輸入されるようになった。
大西洋北部、ノルウェーなど北欧、カナダ沖などに大きな資源があり、訪米ではまったく食用としないために、大量に輸入されるようになった。
同じ時期に国産のシシャモが激減すると、小売り店の「シシャモ」の多くは本種にとってかわった。
一般的に「シシャモ」は本種のことで、標準和名のシシャモはスーパーではめったに見かけなかったことがある。今はスーパーなどでも「カペリン」として売られている。
アイスランドや北欧でとれた原魚は国内m中国などで干もの加工されている。水産基本情報
市場での評価 ほとんど総てが干ものとして流通。雄はフライなどに加工されるが影が薄い。値段は比較的安くて安定。
漁法
主な産地 アイスランド、カナダ、ノルウェー
年間2万トンあまりが輸入されている。選び方
乾燥の度合いの高いもの。変色していないもの。腹がだらけていないもの。味わい
旬は不明
骨も身体も非常に軟らかい。
丸ごと食べることが出来る。
独特の旨みを感じる脂がある。
卵巣も美味。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『新顔の魚 1970-1995』(阿部宗明 財団法人伊藤魚学研究振興財団 まんぼう社)、『新顔のさかな』(東京水産大学第10回公開講座編集員会編 成山堂書店)