ウスハダカ

Scientific Name / Dasyscopelus orientalis (Gilbert 1913)

ウスハダカの形態写真

7cm SL 前後になる。体高があり側へんする。
ウスハダカの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
7cm SL 前後になる。体高があり側へんする。7cm SL 前後になる。体高があり側へんする。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱真鰭区正骨下区ハダカイワシ上目ハダカイワシ科アラハダカ属

    外国名

    Oriental lanternfish
    言語英語 

    学名

    Dasyscopelus orientalis (Gilbert 1913)

    漢字・学名由来

    漢字/薄裸(鰯) Usuhadaka
    由来・語源/体高があり平たいからだと思う。
    〈ハダカイワシ科イバラハダカ属ウスハダカ Dasiscopelus orientalis GILBERT(シノニム)〉。『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938)
    Myctophum orientale (Gilbert, 1913)→Dasyscopelus orientalis (Gilbert 1913)
    Gilbert
    Charles Henry Gilbert(チャールズ・ヘンリー・ギルバート 1859-1928年)。アメリカの魚類学者。太平洋北西部の魚類を研究。サケ類の研究で有名。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。大陸棚周辺の表層〜中深層。
    青森県〜九州南岸の太平洋沖、東シナ海九州南部沖、沖ノ鳥島、オーストラリア北西岸・南東岸。

    生態

    基本情報

    ハダカイワシ類は定置網、底曳き網などで混獲されるものの代表的なものだ。量的に多い少ないがあるが、本種は比較的水揚げされる個体数が少ない。小型のハダカイワシ類は唐揚げなどにすると独特の風味があって美味なので利用してはいかがだろう。

    水産基本情報

    市場での評価/流通しない。
    漁法/定置網
    産地/神奈川県

    選び方

    体の黒い退色していないもの。触って張りのあるもの。

    味わい

    旬は不明。
    非常に小型なので鱗も内臓も取る必要がない。
    内臓は比較的苦みもなく、きれい。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    ウスハダカの料理法・レシピ・食べ方/揚げる(唐揚げ)

    ウスハダカの唐揚げ 流水などでていねいに汚れを落とす。水分をよくきり、片栗粉をまぶしてじっくり時間をかけて揚げ、仕上げに高温にして仕上げる。丸ごとさくさくと食べられ、身に独特のこくがある。非常に味わい深い。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/二宮定置(神奈川県小田原市)
    同定/和田英敏さん(神奈川県立生命の星・地球博物館)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「ウスハダカ」を使用したレシピ一覧

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