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65㎜ SL 前後になる。貝殻に模様がなく螺塔はソデボラ科では高く、体層がよく膨らむ。殻表に細かい成長線が見られる。殻口の外唇は袖状に広がる。内面は白い。鎌状の蓋の奥に眼と触角がある。
スイショウガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門腹足綱前鰓亜綱盤足目ソデボラ超科スイショウガイ科(ソデボラ科)Laevistrombus属外国名
学名
Laevistrombus turturella (Röding, 1798)漢字・学名由来
漢字/水晶貝 Standard Japanese name / Suishougai
由来・語源/水晶は先端が三角錐で六角形の結晶となる。この形に似ているためか。美しい水晶に例えたのは、武蔵石寿の見立てだ。『目八譜』より。
Laevistrombus turturella (Röding, 1798) →Dolomena turturella (Röding, 1798)?Röding
Peter Friedrich Röding(ペーター・フレドリヒ・ローディング 1767-1846)。ドイツの軟体類学者。
目八譜
1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。
武蔵石寿
武蔵石寿(むさし・せきじゅ 玩珂停、明和3-万延元年 1766-1861)。石寿は号、本名は武蔵孫左衛門。250石取りの旗本。赭鞭会。本草学、貝類。西洋の新しい分類学も取り入れようとしていた。『目八譜』(掲載1064種)、『甲介群分品彙』(掲載605種)、『介殻稀品撰』など。現在使われている標準和名の多くがここから来ている。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。
房総半島以南。
熱帯太平洋。生態
眼があり、鎌状のふたを使って海底をはう。基本情報
スイショウガイ科は眼を持ち、鎌状の蓋を持つ。房総半島以南に生息しているが、食用として流通することはめったにないと思われる。
近縁種に同じスイショウガイ科のマガキガイ(ちゃんばらがい、とも)がいて非常に人気があるが、味はほとんど変わらない。とても美味で身が大きいのも魅力だ。
珍しさ度 珍しい貝ではないが、食用として流通することはなく手に入れるのは至難。むしろ打ち上げ貝などを浜辺で探すと手に入れやすいかも。水産基本情報
市場での評価/流通はめったにしないので評価はない。
漁法/素もぐり漁
産地/徳島県選び方
原則的に生きているもので、鎌錠の蓋を盛んに動かすもの。味わい
旬は不明。
貝殻は厚みがあって硬い。熱を通しても硬く締まらない。
鎌錠の蓋を引っ張るだけで簡単に身が取り出せる。
軟体はマガキガイ(ちゃんばらがい)よりも大きく、味は同じ。非常に美味。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/坂田雄三さん(おさかなやさん かぎや 鍵谷商店/大坂市、ぷらら天満)
『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)、『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)
