202409/12掲載
すし屋にとってのホタテガイの歩留まり
ホタテガイ中型のすし屋の歩留まり
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八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産で買ったホタテガイは、ナミマガシワが欲しかったので買ったものだが、念のために貝柱(閉殻筋/貝殻を閉じるための筋肉)を刺身にしたときの歩留まりを調べておいた。
ナミマガシワは6g前後なので貝殻全部の重さは、168gとする。
剥き身にしたからと言って食べられる部分は限られる
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軟体部分である鰓、肝膵臓(くすんだ緑褐色の部分で食用不可)、外套膜、足などの重さは67gだ。
可食部分は生で食べるとすると外套膜と貝柱だけ、すし種になるのは貝柱だけ。
外套膜の黒い斑点は光を感じることの出来る器官で、まあ目に近い働きをしている。
貝柱以外はヌメリがあるので、これをもみ出して初めて食べられる。
ちなみに産卵期の生殖巣(卵と精巣)も食べられるが、貝柱は若干痩せる。