202408/06掲載
ミニなタチウオでフィッシュ&ティップス
いかにさくさくで軽くふんわり揚げるか
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やりすぎたかな、と思うくらいモルトビネガーをかけ回して、食べた。
濡れているはずなのにさくさくと香ばしい。
一切れがふんわりしていて軽い。
ついつい手が伸びるのはさくっの下にタチウオの味があり、指二本半なのにほどほど脂があって、どこかしら溶けていく感じがするためだ。
それにしても小タチは揚げ物にするとうまい。
一緒に揚げたレッドアンデス(じゃがいも)がいい合いの手になっている。
終いに中骨の素揚げを輪になった尾の方からかりかりと食べ尽くす。
まさかのビール 置行堀と なりにける。
ミニはミニなりに向いている料理がある
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今回のものは、八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に全長80cm弱、指二本半あるかなしかのミニなタチウオが中途半端なところに置いてあった。よく見るとそばに指三本半以上が束になっている。
クマゴロウが東京湾で釣り上げてきた大タチの中で、1尾だけやけに小さいので邪険にされているようだだった。
それならとこっそりもらってきた。
このところあっちからもこっちからも、「タチウオいらんかね?」と連絡が入るがみな大きいのばかり。
むしろミニがとてもありがたい。
これで2品。
頭部を落とす。
背鰭をキッチンバサミでちょっきんちょきんする。
三枚に下ろす。
食べやすい大きさに切る。
中骨は輪にして素揚げ。
衣は小麦粉・重曹少々・オリーブオイルと水。
じゃがいもの皮を剥き適当に切り、小麦粉をまぶして衣をつけて揚げる。
同様にタチウオも揚げる。
揚げたてに塩を振る。
輪になった中骨の中に盛り付ける。
モルトビネガーを添える。