7月の大カイワリはうまいのか?

旬は過ぎているけど、味わいは徐々に回復しているようだ


魚のおいしさを堪能するためにも魚を買うが、年間を通してよしあしに関わらず魚を買うのは水産生物の季節変化を知るためだ。
それでやたらにお金がかかるのだけど、お金がないと書くと脅迫めいたメールやメッセージを送ってくる人間がいる。
今どき、年間を通して魚を買ってみればいかに経費がかかるか、わかると思うが、このような人たちを避けるすべがない。
以上は愚痴である。

さて、6月30日に愛媛県宇和島から大形のカイワリが来た。
カイワリは3月下旬くらいに生殖巣を膨らませ始めた個体がいて、4月、5月になると生殖巣大きく膨らませた個体がやってくる。
この時季が漁の最盛期だし、旬である。
6月になると痩せた個体が来るようになり、ハズレが増える。

それでは愛媛県佐田岬の南、太平洋に面した宇和島のカイワリはどうなんだろう?
カイワリは大小にかかわらず味がよく、産卵後、味の落ちる期間が短い。
今回の個体は精巣が縮んでいて、産卵後の個体である。
表面の鱗が硬く、皮も硬めだ。

刺身にすると背の部分は全体に赤い。
少し硬いものの、とても味わい深いのはうま味が豊かだからだろう。
脂もあり、少ないないながら口溶け感がある。
カイワリとしては安目だったが、値段以上の味と言ってもいいだろう。

腹の刺身は旬のときと変わらない


さて、腹の部分は旬のときの刺身の色あいと変わらない。
強いうま味にビックリするし、非常に脂があって、口溶け感からの甘味もある。
それにしてもカイワリの回復力、恐るべしだ。

宇和島の魚はカイワリだけじゃなくなんでもデカイ


八王子総合卸売センター、福泉に愛媛県宇和島市、丸広水産から大形のカイワリがきていた。
カイワリとしては最大級の体長33cm・868g である。
触ると体表があらいが、たぶんそのせいか値段が安い。

帰宅後、水洗いする。
包丁はそんなに重くないのは、脂もほどほどだからだろう。
背と腹にわけて刺身にする。


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