納豆の上にアジのたたきののっかっている肴
納豆の上にアジのたたき、これもだれでもやりそうな酒の肴だ
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関連ページ
・お昼ご飯は納豆なめろうぐちゃぐちゃ
・納豆の上にアジのたたきののっかっている肴(▼本ページ)
かなり前のことだけど、納豆と「マアジのなめろう(みそたたき)」を何気なくいっしょくたにして、ぐちゃぐちゃにしたら滅法うまかったということを書いた。
さて、疲れたとき、テレビをザッピングして、脳みそを空にしているが、ボクと無関係のスポーツばかりやっていて、ザッピングしてもスポーツだし、ザッピングしてもスポーツなので、必要なとき以外はテレビのコンセントを外している。
普段は枕元に100冊以上、トイレにも数十冊置の本を置いて、とっかえひっかえ読んでいる。
「納豆なめろうぐちゃぐちゃ」を作ってほどなく、山口瞳のエッセイ、『男性自身 暗がりの煙草(1967-1968))』中の「考える人」を読んでいたら、以下の文章に行き当たった。
〈あるとき、(居酒屋で)私は、納豆のうえにアジのタタキののっかている肴で飲んでいると、……〉
以下、内容はどんどん料理から逸れていく。
昔、築地場内の老人に「オリンピック(1964年/昭和39年)の後に、マアジの値段がぐんと値上がりした」、という話を聞いている。
なぜか? それまで生で食べなかっマアジを生の、「たたき」で食べるようになったためだ。
「たたき」は神奈川県小田原の郷土料理で、細かく切ったアジの身とねぎなどを和えて、包丁でとんとんとたたいたもの。
小田原の人が都内に伝えて、一気に広がったのだと言う人もいる。
大岡昇平『少年(1975)』にも戦前のエピソードに出てくるので、東京都内では「小田原に行ったらアジのたたき」だったのかも知れぬ。
あくまでも関東周辺の都市部での話だが、山口瞳の文章の「アジのタタキ」は重要な文章記録でもある。
食べ方は、勝手にやってね、という感じかな
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なんとなく作った「納豆なめろうぐちゃぐちゃ」もおいしかたけど、「納豆にアジのたたき」も負けていない。
日本酒にはこちらの方が上だろう。
味つけは醤油だけで、適当にかき混ぜて食べた。
山口瞳がどのように食べたのかは書かれていないが、しょうゆを垂らしてかき混ぜて食べる以外には考えられなと思ったからだ。
辛子を少し加えたが、これも大正解だった。
わざわざ秋田県の「高清水 サケパック」を熱燗にして、正一合。

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