食通ではないボクのイワシの塩焼きの食らい方
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舵丸水産に大分県産佐伯市鶴見『丸直水産』から来た、高級マイワシが素晴らしかったということを書いた。
当然、塩焼きにもしてみた。
他県ではあるが自転車で5分くらいのところに住んでいる、その世界にいた人間には助けられた。
飲み物が欲しいと言えば買って来てくれるし、まとめようとしている「魚食普及とはなんだろう?」というテーマに関しても聞いてくれた。
その日、ボクのマイワシの塩焼きの食べ方を見て、
「親に『頭も内臓も食べろ』と言われたのが、魚嫌いになったきっかけかも」。
と言いながらボクが残した内臓をおいしそうに食べていた。
「内臓は大人の味ですね」
大人になって魚好きになった五十路がいう。
風邪を引いて味覚が鋭敏になり(子供舌になり)、とても内臓を食べる気にならないので、
「結局、頭や内臓は食べても食べなくてもいいんじゃない」
というと、
「よくよく考えるとそうですね」
彼の新しい仕事などの話もしたが、食べものの世界に「なければいけない」という言語はそぐわない、という結論に達した。
ボクが食べられそうにない、腹回りの身を食べて、
「脂がおいしいし、腹のまわりの身と内臓が一緒になるとメチャすごい」
今回の大分県産マイワシは刺身にしても、塩焼きにしてもおいしかったけど、いろんなことを考えるきっかけにもなった。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



