202509/17掲載

新潟市、越後新川の生物・食物図鑑10 やけにキラキラしているヒイラギさん

ちょっと見キレイ、ゆっくりじっくり見てもキレイ


最初に、漁港で遊ぶときは救命胴衣を着用してほしい。
漁港内で落ちたらまず助からない。子供用など2000円以下のものもある。
浮かんでいるだけで助かる可能性が高い。

さて新潟県西区五十嵐新川漁港周辺の生物・食物図鑑を作っているが、漁港内にもいろんな魚がいるのである。
ヒイラギは隣で釣っていた高校生がダブルで揚げていたので、魚影が濃いのかも知れない。
潮時と関係なく釣れるのもありがたい。

浅場にいるので、防波堤釣り(波止釣り)をしていると結構釣れる魚ではあるが、マアジなどとは違い持ち帰らない人が多い。
棘があるしヌメリがあるけれど、マアジよりもおいしいんだよ、と言いたい。
島根県中海周辺では高級魚だし、高知県でも好んで食べる。
持って帰ってねといいたい。

しかもしかもこの魚、シイカシイカっと光るのである。
食道にいる発光細菌の光りなのでそんなに強い光ではない。
でもこのかそけき光が幻想的なのだ。
浅場で見ていると、惹かれて魅了される。
ついでにこの魚かなり愚痴っぽい。
ぐちぐちは言わないけど、ギギギーと鳴く。
そーっと観察して御覧、なのだ。

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ヒイラギのサムネイル写真
ヒイラギSpotnape ponyfish 台湾/項斑項鰏、金錢仔、兵葉仔(澎湖)、方葉仔(澎湖) 河川汽水域、浅場。青森県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、宮城県〜九州南岸の太平洋沿岸、[種子島]、瀬戸内海、沖縄島。・・・・
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