15分でランチ、イナダのフィッシュ&ティップス

糖質はじゃがいもと衣だけ、なので眠くならないランチだ


最近、午後に書籍を並べて比較していることが多い。軟体類の同定に苦しんでいるからだ。
こんなときはちゃんと飯を作るのは煩わしいので、後片付け込みで、ほぼ15分程度でちゃちゃっと作ることが多い。

今回の、イナダ(ブリの若魚)のフィッシュ&ティップスは表面はがりっとするくらい硬く、中は豊潤にしてみた。
じゃがいももガリサクって感じである。
こんなにスナック感覚なのにイナダがいい味なのである。
今回のイナダは巻き網ものと思ったが、予想外に上質だ。
魚らしいうま味もあるし、ほどよく繊維質なので舌の上で心地よくほどける。
青いリンゴのプラムリーのソースと、モルトビネガーをつけたり、かけたりしてみたが、やはりモルトビネガーの方が断然、フィッシュ&ティップスと相性がいい。
合わせたのは野菜ジュースに赤酢と塩と氷。
これだと眠くならない。
これで材料費は200円くらいだと思うので、空っ風吹く懐にも優しい。

たった税抜きで298円なのに2種類、二人前ずつの料理が作れる


ヒトと水産生物の関わりを調べているので、いちばん大切なのは平凡であることだ。通とか、グルメになったら調べるという行為を放棄して、科学的目をなくして無知になることなので、平凡であることがボクには重要なのだ。
だから重要なフィールドワークの場である近所のスーパーには必ず定期的に行っている。
最近、関東周辺のスーパーはとてもがんばっている。
見る目があればそのがんばりがわかるはずだ。
さて、近所のスーパー2軒に太平洋青森県沖のイナダがあった。当然巻き網ものだろう。
冊の長さからすると体長40cm前後ではないか。
などなど前回書いた。

主要材料はたった2つ、なのであっと言う間に出来上がる。


全長28cmの切身を真半分に切り、頭に近い方は刺身に後方はフィッシュ&ティップスにする。
腹ヘリなので急ぐ。
縦にスティック状に切る。
じゃがいもも同様に切り。
塩コショウして、小麦粉をまぶして衣(小麦粉・重曹・サラダ油多め・水)をつけてじっくり香ばしくなるまで揚げる。
リンゴのプラムリー(青い)は1分ほどチンしてゼリー状になったものに塩・オリーブオイルを混ぜ込む。
飾りのパセリと思ったらなかったので、見た目地味ではあるがボクの遅い昼ご飯だ。


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