ブリ豆腐は飯失い
昔ながらのおかずっていちばんうまいと思っている
ブリ半身で何品作れるか? 失敗したのもあったけど数えるのは嫌になるくらい作る。
最近、酒量が減っているので料理はおかずが8割、酒の肴が2割だ。
ブリと八王子綜合卸売協同組合内の豆腐屋の、ちょっといい木綿豆腐を合わせたら格好のおかずになった。
まったく飾り気のない素な感じのおかず、って素晴らしいとボクは勝手に思っている。
大上段に構えた料理は嫌いなので、するするっと作ったおかずに愛を感じる。
もう少し水分を切った方が豆腐は煮上がりがしゃきっと真四角な感じになったはず、というのが今回の反省点だ。ただ、限られた時間で作っているので豆腐の押しが甘くても致し方なし、かな。
じっくり甘辛く煮つけたブリは身の味わいもさることながら、そこからにじみ出た、だしこそ重要かも知れない。
考えて見るとボクが作るおかずは醤油甘辛系ばかりである。
よく煮上げて舌の上で脆弱につぶれるブリの身からも醤油の煮汁が出てくるし、豆腐が纏っているのもブリのうま味と醤油である。
それにしても、こんなに簡単に、誰にでもできるおかずこそ、ご飯を消費する元凶なのだよ。
また腹回りが、ちょっと余計に気になる。ポテチン、なのだ。
ブリ半身で永延に食べられる、生きていける
8月11日、八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産で北海道根室産11kgのブリを、もちろん丸ごとではなく、半身を買う。
ちなみに最近、北海道のブリのほとんどが活ジメである。
以上は前前前々回書いた。